映画「プレシャス」をみた
ご飯を食べて、ルタオのケーキとコーヒー用意して、ゆったまと映画鑑賞。
アカデミー授賞式をTVで見ていたゆったまが、このでかい黒人女優さんのことを覚えていて気になってて借りてきました。
- ガボレイ・シディベ- クレアリース・“プレシャス”・ジョーンズ
- モニーク- メアリー(プレシャスの母親)
- ポーラ・パットン- レイン先生
- マライア・キャリー- ワイス夫人
- レニー・クラヴィッツ- ジョン
とりあえず、最初は暗くてみてるのがつらかった。16歳の女の子やけど2人目妊娠中、しかも義理のお父さんの子、おかんは最悪、読み書きも微妙・・あぁ先がどうしても見えなくて苦しい気分。
ストーリーは、困難な生活を送る主人公だけどそれでもなんとか生きていく為の出会いや気づきがあってすすんでいった。主人公が前向きになって終わったのが見ていて救いやった。
それでも見ている時の恐怖感というか、もやっとした感じが見終わったあと、どっと疲れのようにでてきた。
なんでかな、なにかな?と思いだすとおかん役の女優さんの演技だわと気づいた。
このひと。もうこわいよー!この人が出てくるだけでビクビクです。最後はちょっと可哀想・・。自業自得やけどね、人はみんな自分がいちばん大切で、それでも何を我慢できるのかってことなんやわ。
あ、そうか。私は映画を見てる人なのに、まるでこの人に支配されて逃げられないような圧迫感を感じていました。そのくらいこの人、演技がほんまっぽかった。はぁ。
なんかせつないわ。娘にプレシャス(宝物)ってつけるほど可愛がってたはずやのに。私もこんな依存した大人になってしまってないか、なってしまうんじゃないか、そんなこと考えると恐ろしい。